ギフト±(ナガテユカ著)
概要
今回はよくそこまで突っ込んだなという漫画を1つ
ナガテユカ著のギフト±です。臓器売買をテーマにした社会派サスペンス漫画です。
正直発売がされているのが不思議なくらいの内容です。あらすじをザックリと紹介すると
主人公の「環」は、表向きは女子高生ながら、裏では犯罪者や社会に不要と判断された人間を捕え、違法な臓器摘出を行う闇組織に関わる存在です。環は、ただ臓器を売るのではなく、「生きる価値のない人間を”処理”し、価値ある命を救う」という独自の信念を持っています。
一方で、警察や医療関係者、臓器売買の黒幕など、さまざまな人物が絡み合い、やがて臓器密売の闇と環自身の過去が明らかになっていきます。物語が進むにつれ、「命の価値とは何か」「正義とは何か」という問いが浮かび上がる、衝撃的なストーリーが展開されます。
なのですが、登場する組織、事件にヒリヒリ感がとよく出ています。
主人公の他に登場する機関とエピソード、人物に注目したくなる部分が多くそのスケールは広く深いです。
漫画の中とは言え、ここで取り上げるのがはばかれるほどです。
現実の機関や事件をモチーフにしている部分もありますので、ここでは取り上げませんが、とにかく一度読んでみる事をお勧めします。
国家機関、犯罪組織、児童売春、人身売買、ハニートラップ、スパイ、中国国家機関、遺伝子デザイン臓器、東京湾、気功集団、医療財閥、臓器売買などがキーワードになるでしょうか
管理人コメント
創作なのか、想像なのかモチーフの真実は?
その線引きの難しい作品です。
その中で徐々に人の感情を取り戻していく主人公。
ぜひ読んでみてほしいです。
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