両輪の党（仮称）とは

男性なら経験が有ると思うが、小さなころ遊んだプルバックカー。チョロQと言った方が分かりやすいかもしれません。このプルバックカーの片方の駆動輪を外して遊びませんでしたか？その場でくるくる回るようになります。
現代日本の問題を考えるうえでこの片輪しかないためにその場を回り同じ話の繰り返しとなって物事が進まないと言った現象が起きているように思う。
なぜ片輪しかないのか？特定の事柄に重きを置くあまりに意識がそこに集中してしまうことが原因だと思っている。なぜ意識がそこに集中していくのか？それはここで管理人の考えを公表はしないが、国家の国民を管理する側の管理しやすさがその根底にあるように思う。

右手の持っているものの価値を大事に思い絶対離さないと握れば握るほど左手からは意識が遠のき気が付いたら左手から握っていたものが消失している。そして右手の価値を維持するのに左手から無くなったものが必要だったと気が付いてももう戻らない。
両輪の歩みとは、その場から進んで行くために必要なのは何か？を考える事であり、先に進もうとする時、重視していることを保持するためには何を受け入れなければならないかを考える事を通して一歩でも先に歩いていこうという考えの表明です。

ただ今は、一方の車輪が巨大化し左右の大きさが極端に違うような状態ではないかと思っています。
政治、経済、社会、常識、教育、法律、外交、安全保障、食料、科学技術、その他もろもろが順番につながり巨大な輪となり重量感をもってゴロゴロ回転している。簡単には止まらない。その境目さえも分からない。日本国を表す一台の大きなプルバックカーその車輪は左右の大きさが極端に違う。前進するはずないのです。
　
様々な境目を探し出し切り出し小さな車輪を多数作りだし大きさの揃った車輪で小さな各分野別プルバックカーを多数作るのです。サイズが違えば進む速度は違うでしょう。バラバラでもいいのです。各分野を各分野にあった速さで進ませるのです。
　
そのために意識しなければならない事は複雑に絡み合ったことを一つ一つ切り離す事、これとこれは関連しているという事を意識する事ではないかと思っています。その推進力を与え続けるのは国民であるという事です。