水道法改正の話

コラム

水道法の問題とは何なのか?


 

興味の切っ掛け、、、、、

休憩中にぼやーっとSNSを眺めていたら、奥野卓志氏の動画が流れてきましたよ。水道法の件です。

興味がわきましたね。

少し調べてみました。

 


 

水道法改正で運営権を売却できるよう決まったのが2018/7/5日

 


時系列的にはこんな感じです。

2013年:自民党の麻生太郎氏は水道の民営化を目指すという講演をしている。それもアメリカでです。

話のスタートはかなり前からあるようです。

 

2014/2/28:平成二六年二月二八日厚生労働省令第一五号 4/1施行

内容は以下

  1. 水質基準に適合した浄水供給: 所要の水圧で連続して適切な量の浄水を供給できること。
  2. 需要変動に対する安定性: 需要の変動に応じて、安定的かつ効率的に浄水を供給できること。
  3. 災害時の対応: 施設が災害や非常事態においても影響を最小限に抑え、迅速に復旧できるように配慮されていること。
  4. 環境保全: 環境に配慮された構造であること。
  5. 安全性: 地形、地質、自然的条件を考慮して、予想される荷重に対して安全な構造であること。

と大体こんな感じ、水道法改正の運営権売却に関係しそうなのは2番あたりでしょうか?

 


別の話になりそうですが、2005ごろから令和にかけて水質基準が緩和されている様です。様ですというのは法令文表現が分かり難くて読み切れません。

 


2017/3/15 2017年3月15日の参院予算委員会

覚えている方も多いのでは?麻生氏のこの発言

「人間で生きていく上に大事なことは、朝、希望を持って目覚め、昼は懸命に働き、夜は感謝と共に眠る、この気持ちだと思っています」まるでポエマーですね。

これは山本太郎氏に「人間が生きる上で二番目に大切なもの、何だと思われますか」と問われた時の解答です。

その後麻生氏の水道民営化発言に山本氏は反対の意を表明しています。

山本氏:「麻生大臣は、例えば海外の水メジャーが日本に入ってきてその民営化の一端を担うということがあったとしてもオーケーだと思われますか」

麻生氏:「そんな技術ないです、ほかの国にそんな高い技術ないですから」

と返している。

 


2018/6/27:水道法改正審議入り

6月18日大阪北部地震で21万人以上が水道の被害を受けた。これが審議入りの理由。

 

主な賛成は以下

自民・公明

日本維新の会

希望の党

 


2018/7/6 水道法改正

運営の維持は原則公共団体とし運営権を売却できるようになった。

 

と言う事です。


 

主観部分

しかしながら、この運営権の売却と言う手口よく考えたなと言う気がします。

通常お金払って委託するのをお金もらって売れてしまうんですね。普通に考えて買った金額乗っけて商品売りますわな。

 

そしてさらに言えば、地震で水道が被害を受けたことと、運営権の売却は関係ありません。運営者が民間なら地震が起きても問題が起きないのでしょうか?違いますよね。

 

大変だ。困ったという人の気持ちを利用して違う事決めてますね。

 

このニュースでもちきりになると思われたが、翌日にオウム真理教の松本智津夫被告ら7名の死刑執行が行われて話題はそれ一色になってしまってます。

 

 

今後違う視点が有れば追記します。と言うより違う視点もあるでしょう。

つづく、、、、

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