右翼も左翼も派生しているグループや集団が多くあり一概には語れない部分がありますが、ここでは政治の世界で大まかな左右の考え方の違いを比較してみようと思う。
歴史的な経緯等は除き極力簡単簡潔に表現を試みたいと思う
左派 右派の考え方の違い(大区分)
左派 | 右派 | |
近似 | リベラル | 保守 |
規模 | 大きな政府 | 小さな政府 |
社会福祉 | 高福祉 | 低福祉 |
国民に求められること | 共助 | 自助 |
理念 | 平等 | 競争 |
国民負担 | 高負担 | 低負担 |
富 | 再配分 | 成長の糧 |
自由に付随する考え | 自由と人権 | 自由と自己責任 |
武力 | 軍縮 協調 | 主権維持 軍事力重視 |
主張 | 革新進歩 | 伝統的 |
党名(米) | 民主 | 共和 |
これは非常にざっくりとした区分けで、文字から得られる意味よりも現実の主張は幅のあるものであることに注意してほしい
日本における政党の立ち位置
大きく分けると右か左か?となるがこれまた中道や細かい主張が違い着目点により違う。これにより簡単に分類できないのも事実である。ただイメージで区分けし違いのある部分を追加することでその違いを見えるようにすることは可能であろう。
左 | 右 | |
自由民主 | 常にどの国に追従するかを最重視。 | |
立憲民主 | 権利の拡大を目指す | |
国民民主 | 国民管理に関しては非常に強い管理を主張している | |
社会民主 | 防衛に関しては自国で行うことに完全否定 | |
維新 | 小さな政府を目指す | |
公明 | 高福祉主張。 | |
共産 | 自衛隊を含め防衛には完全否定 | |
令和 | 主に減税を主張。高い政府責任を求める | |
日本第一主義。問題解決は自国 | 参政 | |
日本第一主義 | 保守 | |
ほかにも少数政党(政治団体)も含めると多数あり各論を主張に掲げて活動している。
内容はほとんどが税金、社会保障に関することである。
これを見てわかるのは程度の差こそあれどもほとんどが左政党であることです。
面白いのは民主とつく政党と維新、公明はほとんど同じ主張で違いは党内の会派の違い程度に過ぎないということです。
このアンバランスが私が右政党を必要と考える理由の一つです。
物事は左右の両輪がなければまっすぐに進みません。
注意してほしいこと
自分で書いておいてなんだが、これは私の主観に基づいたイメージです。人の意思が文章に表れています。そこに注意していただきたく思います。
例えば、「国民民主の国民管理に関しては非常に強い管理を主張している」の文言はデジタル5法案の成立時の国民民主の主張を私がよく思っていないことから出ています。
このようにどんな表現文章も表意者の主観が入り込みそれが整ったフォントで書かれるとある種の説得力を持ちます。その部分にご注意ください。それはSNS,ニュース記事、テレビすべてそうです。
鵜吞みにせず、自ら調べ補足し自身の考えを持ってください。
事実とその結果何が起きたかを各自が冷静に並べてほしいと思います。
繰り返しますが上記の分類または以下のまとめは私がそう思っています。ということです。
どの政党でも候補者でもその上で支持の是非を決め投票行動してほしいと思います。
興味深いのは左は高負担を求める方針ですが選挙時は徴収はそのままに一時給付を政策に掲げることが多いです。右は返すくらいなら初めから取らなければよいのでは?という考えになります。同じ負担減でも内容は別になります。
左が政権をとり続けることにより、ない人から取る事は出来ませんからある人からの徴収は段階的にきつくなり、それが一時金として注ぎ込まれます。結果一時金を手にしても定常的な給付は細っていきます。
結果は一時給付により国民へのトータルでの給付は細っていきます。
逆に一部への政策優遇(国民負担軽減を理由とする補助金政策)により不透明なお金がそこに流れていきます。
これのいい例が建前上は燃料価格の負担減を理由とした燃料政策や
所得アップを理由とした法人税の軽減、補助金です。
また選挙前の各政党の給付政策合戦です。
徴収と再分配は必ず必要な機能ですが限界があることも事実でしょう。
余談になりますが現在の私の考えに一番近いのは参政党になります。(支持できない部分ももちろんあります)
左的な考えを全面的に否定はしません。左右どちらも功罪あります。同じ方向を長期間続けることに弊害があります。
選挙のたびに左右が入れ替わるくらいが適当と思います。
主張
左
中道から極右まで多彩ですが基本的には大きな政府、国民は高負担、海外と協調、問題は金で解決、悪くなるくらいなら我慢しましょう。という方向です。
国民の高負担はそのまま国民には還元されずに協調、人権といった概念のもとに海外や団体に流出させて支持を集め、その資金で安全保障を維持しようとします。
自国のこともまず協調性の中のことであるという考え
多様性を肯定し、自らを変化させる
右
非常に少なく、過去の右翼=ちょっとオッかない。というイメージがそのまま尾を引いている。
負担の高低のまえに無駄をなくし再配分を適正にすれば自国で立てると主張。
ひいては会計の一本化と透明性の確保、優先順位の設定で負担を軽減し成長可能と主張。
この部分で大きな穴があるのが右派の弱点でもある。(国内優先では日本は安全保障を維持できるような法律になっていない。)
自国のことはまず自国でという主張。協調はその後の余力の範囲でと考える
多様性の肯定は同じだが、自らを多様性の一部ととらえ、その保護が多様性の維持につながると考える
まとめ
各問題を列記したら際限がないのでこのあたりでまとめます。
管理人は右向きの考え
理由
・バランスが悪いことの弊害が顕著であること
・他国追従は世界的には信用の低下につながりそれが国益に反する。
・現在の少子高齢化社会でも持続可能な制度、経済の構築は可能と考えている。
・自国優先主義(第一に優先)
・安全保障上国内の産業は保護が必要
・資源問題も解決可能と考えている。(日本は人口、国土、海洋面積、教育、いずれもそこそこ大きなレベルであり小さな島国という考えは間違っている。偏りがあるのは当たり前でそれをトレードにより交換するのが外交であると考える)
現在は保有する物の存在、価値を国民が知らされず、そのため奪われようとしている状態である。
大きなくくりで表現すると管理人自身は右思考(80%程度)であると言える。
ご覧いただきありがとうございます。
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